- 2010-11-16 (火) 11:22
- ロイターより
[ニューヨーク 15日 ロイター] 15日のニューヨーク外国為替市場では、ドルが対ユーロで6週間ぶり高値に上昇した。アイルランドの財政問題や他のユーロ圏国への波及をめぐる懸念を背景に、資金の避難先としてのドル買いが再燃した。
米国債利回りの上昇はドル/円の支援材料となり、ドルJPY=EBSは電子取引システムのEBS[G]で一時10月5日以来の高値をつけた。キャリートレードのファンディング通貨とみられていることから、両通貨は債券利回りの動きに最も敏感に反応する。
ユーロは対ドルで1.36ドルを下回る水準に下落した。投資家の関心はアイルランドやポルトガルの財政問題に集まっていることから、当面は圧迫される展開となる見込み。16日と17日のユーロ圏および欧州連合(EU)財務相会合も注目されている。
アイルランドはこの日資金支援要請を否定したが、カウエン首相は借入コストの上昇で銀行が景気回復を後押しすることが難しくなると指摘した。
終盤のドル指数.DXYは0.6%高の78.532で推移している。
米商品先物取引委員会(CFTC)が発表した最新のIMM通貨先物の取組によると、ドルの売り越しは前週の245億3000万ドルから218億5000万ドルに減少した。
ドルは対円JPY=で0.6%高の83.01円。米国債利回りの上昇を受け、EBSでは一時6週間ぶり高値の83.28円をつけた。
終盤でユーロEUR=は0.8%安の1.3577ドルで推移。一時は9月下旬以来の安値1.3564ドルまで下落した。過去1カ月のユーロの下落率は2.7%。
市場ではポルトガルに対する警戒も強まっている。フィナンシャル・タイムズ(FT)紙は、テイシェイラ・ドスサントス財務相が外部からの財政支援が必要となる高いリスクを指摘したと報じた。ただ同財務相はロイターに、緊急資金支援を要請する計画はないと述べている。
16日のユーロ圏財務相の会合では、支援や支援の約束に関心が集まる見込み。会合を控え、アイルランド支援が決まる可能性があるとの観測から、同国債の独連邦債に対する利回りスプレッドは約20ベーシスポイント(bp)縮小した。
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ユーロ圏に経済危機が訪れるとドル買いが進行してその結果ドルの債権利回りが上昇し、結果ドル国債を多くもっている円が敏感に反応した結果です、世界経済は全てに影響をしあい合っているのですね。