通常冷間成形で作られたばねには加工硬化による残存応力が残っていますので、それらが応力に加えられると早期にばねのへたり、折損がおこり易くそれらをを防ぐ為には低温焼鈍は必要なものです。
また弾性限度を高めたり硬鋼線やピアノ線に処理すると表面にテンパーカラーと呼ばれる防錆性のある青い色が付きます。これにより、テンパー処理
とも呼ばれています。
引きばねの初張力は熱処理を施す事によって減少することが一般に知られていますのでここではJISに準じて硬鋼線、ピアノ線は25% SUS304WPBは20%で初張力を計算しています。また、初応力も同様の処置を取っています。